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「運悪いなぁ」と思うことは、生活していると何度も体験することだと思います。
自分は運が悪いから何をやっても上手くいかない。
どうにか運気を上げる方法はないか。どうすれば運気を上げることができるのか。
そんな事を思うことはないでしょうか?
行動や習慣で運気を上げることができる事を証明した研究がありました。
しかし、どういった実験で、どういった行動を行えば運気が上がるのでしょうか?
ここでは、『運』だけで出世して年収1000万を超えた経験から
運は生まれつきの才能ではない?運を証明する実験から学ぶ『運のスキル』を身に付ける方法!
について詳しくご紹介します(^^♪

詳しくはプロフィール▽
自身の考え方から人間力を高めて人生を良くしていく話はこちら▼

自称運がいい人と悪い人の実験
英国の心理学者リチャード・ワイズマン博士による「運の心理学」に関する実験と研究から、自己認識による「運の良さ」がどのように行動と結果に影響するかについてまとめました。
ワイズマン博士の新聞実験
ワイズマン博士の最も有名な実験の一つは「新聞実験」です。
この実験では、自分を「運がいい人」と「運が悪い人」と認識している被験者に新聞を渡し、写真の数を数えるよう依頼しました。
実験の内容:
- 被験者に新聞を渡し、写真の数を数えるよう指示
- 2ページ目には2インチ以上の大きな文字で「数えるのをやめてください。この新聞には43枚の写真があります」というメッセージが書かれていた
- 新聞の中間にも「数えるのをやめて、これを見つけたことを実験者に伝えれば250ドル獲得できます」という第二のメッセージ
実験結果:
- 運が悪いと自己認識している人々は平均2分かけて写真を数え、どちらのメッセージも見逃した
- 運がいいと自己認識している人々は数秒で課題を終え、メッセージを見つけることができた

運の良い人と悪い人の認知的・行動的違い
ワイズマン博士の10年にわたる研究によると、「運」は単なる偶然ではなく、個人の思考パターンや行動によって大きく左右されることが明らかになりました。
性格特性の違い
運がいい人の特徴:
- リラックスしていて不安が少ない
- 新しい経験に開かれている
- 直感を信頼している
- 外向的である
- 神経質さが低い(低い神経症傾向)
運が悪い人の特徴:
- 緊張しがちで不安が高い
- 特定の目標に過度にフォーカスする
- 日常のルーティンから外れることに消極的
- より神経質である(高い神経症傾向)
認知パターンの違い
運がいい人の思考パターン:
- 予期せぬ機会に気づく能力が高い
- 逆境的思考を活用し、不運な出来事も「もっと悪いことになり得た」と前向きに捉える
- 自分は運がいいと期待する自己実現的予言
- 困難な状況にも解決策を模索する柔軟性
運が悪い人の思考パターン:
- 特定の目標のみに集中し周囲の機会を見逃す
- 失敗を「運が悪かった」という外部要因に帰属させる
- ネガティブな出来事に意識を集中させる
- 固定観念に囚われる
具体的な行動の違い
調査では、運のいい人は日常生活で以下のような行動をとることが明らかになりました。
- 日常に変化をもたらす行動(例:通勤経路を変える)
- 新しい人々と出会う機会を意図的に作る
- 直感を信じて行動する
- 失敗を学びの機会として捉える

ラック・スクールの成果
ワイズマン博士は、これらの発見をもとに「ラック・スクール」という1ヶ月のプログラムを開発しました。自分は運が悪いと思う人々に「運がいい人」の行動パターンを教えるものです。
プログラムの内容:
- 偶然の機会に気づき活用する方法を学ぶ
- 直感を信頼する練習
- 幸運を期待する心構え
- 不運に対する回復力を高める
結果:
- 約70人の参加者のうち80%が、コース終了後に「より幸運になった」と報告
- 参加者はより幸福感が高くなり、生活への満足度が向上
- 効果はコース終了後も持続

運を向上させる実践的方法
ワイズマン博士の研究に基づく、誰でも実践できる運を向上させる方法は以下の通りです。
- 機会を最大化する
- 新しい経験に開かれた姿勢を持つ
- 日常のルーティンを意図的に変える
- 見知らぬ人と交流する機会を作る
- 直感を信頼する
- 直感を無視せず、それに従って行動する
- 人や状況に関する「勘」を大切にする
- 幸運を期待する
- 自分は運がいいと信じる肯定的な自己イメージを持つ
- 重要な出来事の前に、幸運な自分をイメージする
- 毎日うまくいったことに数分間意識を向ける
- 不運を幸運に変える
- 悪い出来事が起きたとき「もっと悪くなり得た」と考える
- 問題から何を学べるかを考える
- 否定的な経験をポジティブな観点から再解釈する

ちょっとしたアンケートから運を理論的に分析して、10年間の研究に基づいた運を上げる思考が身に付くとても面白い本です▼
日本における運の研究
日本でも運の良さに関する研究が行われています。
脳科学者の中野信子氏は、運の良い人は「謙虚さ」と「他者への配慮」という特性を持っていると指摘しています。
くじ引きの実験では、自分が運がいいと思っている人も外れることはあるが、その解釈が異なることが示されています。
また、「自分は運がいい」と考える人のグループと「自分は運が悪い」と考える人のグループでは、成功確率に3倍の差が生じるという実験結果も報告されています。
これは単なる偶然ではなく、思考パターンや行動選択の違いが実際の結果に影響することを示唆しています。
優秀な脳科学者である著者が科学的見地から、「運のいい」考え方や行動パターンを習慣づける方法を紹介しています▼
まとめ
ワイズマン博士の実験と研究から、「運」は単なる偶然や神秘的な力ではなく、私たちの思考パターン、行動、そして周囲の機会に対する認識によって大きく影響を受けることが明らかになりました。
自分を「運がいい人」だと認識し、機会に気づき、直感を信頼し、ポジティブな期待を持ち、逆境から回復する力を培うことで、誰でも「運」を向上させることが可能です。
運の良さは生まれながらの特性ではなく、学び、実践できるスキルなのです。
私は「運気を上げる本」や「成功するための本」などをたくさん読んできましたが、言わんとしていることは同じことで、理にかなっていることだったと思います。

世の中の大企業の創設者の方や現在活躍している大企業の経営者の方が行っている考え方の根本はここなのだろう。と気づくことができる本です▼
共通して言えることは、チャンスは平等に訪れる!
しかし、訪れたチャンスに気づくことができるか?訪れたチャンスをしっかり掴むことができるか?自分自身の考え方や習慣を変えていくことで、視野が広がってチャンスに気が付き、的確に掴むことが出来る!
いつ訪れるかわからないチャンスを迎える準備をしっかり行っておくことが大事!
運も成功も同じこと!
人生で運や成功、チャンスは無限に訪れるわけではないく有限だと思います。
時間も有限です。いち早く準備を整えておいた方が、絶対に得だと私は思っています。
少しでも参考になれば幸いです♪
営業職で年収1000万を超えた売れる営業マンになる方法!も是非読んで頂ければ嬉しいです▼
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