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建設業に興味があるけど、どのくらいのお給料か気になる。
建設業の中にも色々な業種があって、どの業種が稼げるかわからない。
そんなお悩みがあるかと思います。
建設業の給料水準は高めになっています。
では、どのくらい高いのか?どんな業種や会社が高いのか?
気になるところです。
ここでは、建設業歴10年以上の一級土木施工管理技士で年収1000万を超えた経験から
建設業は給料が高いってホント?!業種別・職種別年収ランキング!
について詳しくまとめてみました(^^♪

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建設業全体の年収状況
全体平均年収
建設業全体の平均年収は調査によって異なりますが、最新のデータによると以下のようになっています。
- 最新(2025年時点)の建設業平均年収:565.3万円
- 月額平均給与:38.4万円
- 年間平均ボーナス:104.6万円
- 別のデータでは建設業全体の平均年収:約450万円~567万円
全産業平均の年収が485万円であることから、建設業は全産業平均と比較して高い水準にあると言えます。
年齢別平均年収
建設業の年齢別平均年収は以下の通りです:
年代 | 平均年収 |
---|---|
~19歳 | 238.8万円~289.7万円 |
20代前半 | 300万円~350万円 |
20代後半 | 350万円~400万円 |
30代前半 | 400万円~450万円 |
30代後半 | 450万円~500万円 |
40代 | 500万円~600万円 |
50代 | 550万円~680.9万円 |
60代 | 500万円~600万円 |
企業規模別平均年収
企業規模 | 平均年収 |
---|---|
10人~99人 | 499.3万円 |
100人~999人 | 625.5万円 |
1000人以上 | 736.4万円 |

職種別年収ランキング
建設業における職種別年収TOP10
順位 | 職種 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 一級建築士 | 702.9万円 |
2位 | 技術士 | 666.9万円 |
3位 | 掘削作業主任者・発破技士 | 617.0万円 |
4位 | クレーン運転工 | 510.2万円 |
5位 | 電気工 | 472.5万円 |
6位 | 測量技術者 | 468.8万円 |
7位 | 配管工 | 466.5万円 |
8位 | 鉄筋工 | 445.2万円 |
9位 | 鉄工 | 444.0万円 |
10位 | 玉掛け作業員 | 437.8万円 |
建設業における職種別年収11位~20位
順位 | 職種 | 平均年収 |
---|---|---|
11位 | 溶接工 | 437.1万円 |
12位 | 金属・建築塗装工 | 429.6万円 |
13位 | 板金工 | 442.3万円 |
14位 | 建設機械運転工 | 420.9万円 |
15位 | 大工 | 414.9万円 |
16位 | とび工 | 393.0万円 |
17位 | 土工 | 393.0万円 |
18位 | 型枠大工 | 388.4万円 |
19位 | 左官 | 386.6万円 |
20位 | はつり工 | 361.2万円 |

建設業の主要職種別年収レンジ
職種 | 年収レンジ |
---|---|
土木技術者 | 500万円~700万円 |
建築技術者 | 480万円~680万円 |
電気工事技術者 | 450万円~650万円 |
配管技術者 | 420万円~600万円 |
大工 | 400万円~580万円 |
左官 | 380万円~550万円 |
現場監督 | 480万円~700万円 |

ゼネコン企業ランキング(年収順)
大手ゼネコン年収ランキング
順位 | 企業名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 鹿島建設 | 1,177.2万円 |
2位 | 大林組 | 1,066.0万円 |
3位 | 大成建設 | 1,024.7万円 |
4位 | 竹中工務店 | 1,012.8万円 |
5位 | 清水建設 | 982.1万円 |
6位 | 長谷工コーポレーション | 963.4万円 |
同6位 | 安藤ハザマ | 963.4万円 |
8位 | 奥村組 | 945.9万円 |
9位 | 東亜建設工業 | 900.3万円 |
10位 | 五洋建設 | 889.4万円 |

企業規模別年収比較
ゼネコン企業規模別施工管理職の年収
企業区分 | 平均年収 | 1級資格保有者平均 | 事例 |
---|---|---|---|
スーパーゼネコン | 650~900万円 | 約920万円 | 30代前半で年収1000万円達成(東京都) |
準大手ゼネコン | 550~800万円 | 約780万円 | 28歳で700万円(関西・現場代理人) |
地場建設会社 | 450~700万円 | 約680万円 | 40代で800万円(関東・管理職) |
中小専門工事 | 400~600万円 | 約620万円 | 50代で1400万円(地方・部門統括) |

企業規模別年収差
- スーパーゼネコン:平均年収900万円~1,100万円
- 準大手ゼネコン:平均年収800万円~900万円
- 中堅・地場ゼネコン:平均年収700万円~800万円
- 中小建設会社:平均年収400万円~600万円

地域別年収差
建設業の地域別平均年収:
地域 | 平均年収 |
---|---|
北海道 | 511.1万円 |
東北 | 471.6万円 |
関東 | 558.4万円 |
首都圏4県 | 587.2万円 |
中部 | 527.8万円 |
関西 | 589.7万円 |
中国 | 483.6万円 |
四国 | 467.9万円 |
九州 | 481.0万円 |
沖縄 | 445.0万円 |
都道府県別では、最も高い大阪府(709.5万円)と最も低い高知県(396.4万円)の間に約310万円の差があります。

6. 建設業における資格と年収の関係
建設業では、専門的な資格の取得が年収アップにつながります。特に以下の資格は高い年収を期待できます:
- 一級建築士:国土交通大臣の免許を受け、一級建築士の名称を用いて建築物の設計や工事監理ができる資格。平均年収は約702.9万円。
- 技術士:建設部門の技術士の平均年収は約666.9万円。高度な専門技術を証明する資格。
- 施工管理技士:
- 1級建築施工管理技士の平均年収は約632.8万円
- 2級建築施工管理技士の平均年収は約350万円~450万円

高収入を実現するための方法
建設業で高い年収を得るための方法は以下の通りです:
- 専門資格の取得:一級建築士、技術士、施工管理技士などの資格を取得することで専門性が認められ、年収アップにつながります。
- 大手・準大手企業への就職:企業規模が大きいほど平均年収が高い傾向があります。特にスーパーゼネコンでは平均年収が900万円を超えることも珍しくありません。
- 管理職へのキャリアアップ:プロジェクト管理やチームリーダーなどの管理職に就くことで年収アップが期待できます。
- 専門スキルの向上:工程管理、品質管理、安全管理、原価管理などの専門スキルを磨くことで、より高い評価を得られます。
- 経験の蓄積:建設業では経験が重視される傾向があり、長年のキャリアを通じた信頼構築が高い報酬につながります。
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建設業の転職についてはこちら▼
営業のスキルについてはこちら▼
是非読んで頂ければ嬉しいです!!
まとめ
建設業の年収は職種、資格、企業規模、地域によって大きく異なります。特に以下のポイントが重要です:
- 建設業全体の平均年収は約565.3万円で、全産業平均の485万円を上回っています。
- 職種別では、一級建築士(702.9万円)や技術士(666.9万円)など、専門資格を持つ職種が高い年収を得ています。
- 企業規模による年収差が大きく、大手ゼネコンと中小企業の間では200万円以上の差があります。
- 地域による年収差も存在し、都市部と地方で最大310万円の差があります。
- 年収アップには、専門資格の取得、大手企業への就職、管理職へのキャリアアップが効果的です。
建設業では、専門性と経験を積み重ねることで、年収1000万円を超えるキャリアも十分に可能です。特に大手ゼネコンにおいて専門資格を活かした管理職ポジションでは、高い年収が期待できます。
人手不足といわれる建設業界ですが、技術者・技能者の育成や処遇改善の取り組みが進み、年収水準も向上しつつあります。
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