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営業に使える心理学って何だろう?
心理学の使えるテクニックはどのくらいの種類があるのだろう?
気になるところです。
人の心理を理解することは、日常生活でもビジネスの場でも非常に役立ちます。
ここでは、営業歴15年以上で心理学テクニックを駆使して年収1000万を超えた経験から
営業に使える心理学テクニックを駆使してトップ営業マンを目指す!営業心理学まとめ!
について、営業活動で活用できる基本的な心理学の原理やテクニックを、とても簡単に学園生活を例にまとめてみました。
これらの知識は営業の仕事だけでなく、友人関係や学校生活でのコミュニケーションにも応用できるものです。
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1. 営業心理学の基本概念
営業心理学とは?
営業心理学とは、人の心理や行動パターンを理解し、それを活かして商品やサービスの魅力を効果的に伝え、信頼関係を築く方法です。
なぜ心理学が営業に有効なのか?
人は論理だけでなく感情で判断することが多いため、相手の心理を理解することで、より効果的なコミュニケーションができます。営業では、「何を言うか」だけでなく「どう伝えるか」が重要です。
基本的な考え方
- 人は「信頼できる人」から買いたいと思う
- 人は「自分に合っている」と感じるものを選ぶ
- 人は「損したくない」「得したい」という気持ちが強い

2. 人間関係構築のための心理学テクニック
① ミラーリング効果
相手の動作や話し方を自然に真似ることで、無意識のうちに親近感を生み出します。
日常での例:友達が腕を組んだら自分も同じように腕を組む、早口で話す人には同じペースで返すなど。
② 単純接触効果
何度も会うことで、親しみや信頼感が増していきます。
日常での例:クラスで最初は話したことがなかった人でも、何度も一緒に活動するうちに親しくなる。
③ バックトラッキング(オウム返し)
相手の言ったことを同じ言葉で繰り返すことで、「ちゃんと聞いてくれている」という安心感を与えます。
日常での例:
- 友達:「昨日の数学のテスト難しかったよね」
- あなた:「うん、昨日の数学のテスト難しかったね。特にどの問題が難しいと思った?」
④ 好意の返報性
人は好意を受けると、それに応えたいという気持ちが生まれます。
日常での例:ノートを貸してくれた友達には、次は自分が何か手伝いたくなる。
⑤ 自己開示
自分のことを少し話すことで、相手も自分のことを話しやすくなります。
日常での例:「実は私、小学校の時は転校を3回したんだ」と話すと、相手も自分の経験を話してくれやすくなる。
⑥ コミットメントと一貫性
一度「はい」と言うと、その後も一貫して「はい」と言いやすくなります。
日常での例:「明日の放課後、5分だけ話を聞いてもらえる?」→「実はもう少し詳しく話したいことがあるんだけど」
⑦ 社会的証明
多くの人がしていることを、自分もしたくなる心理です。
日常での例:「このアプリ、クラスの半分以上が使ってるよ」と言われると試してみたくなる。
⑧好意
好きな人・親しみを感じる人の言うことは受け入れやすいです。
日常での例:仲の良い友達からのおすすめは試してみようと思う。
⑨ 権威
専門家や権威ある人の意見は信用されやすいです。
日常での例:「この勉強法は東大生の80%が実践しているんだって」と言われると試したくなる。
⑩希少性
数量限定や期間限定など、手に入りにくいものに価値を感じます。
日常での例:「この文化祭の特別企画は先着30名限定だよ」と言われると参加したくなる。

4. 認知バイアスとその活用方法
認知バイアスとは、人間が情報を処理する際に生じる思考の偏りや誤りのことです。
① アンカリング効果
最初に示された数値や情報が、その後の判断の基準になります。
日常での例:最初に3,000円のTシャツを見せられた後だと、2,000円のTシャツが「安い」と感じる。
② フレーミング効果
同じ内容でも、伝え方によって印象が大きく変わります。
日常での例:
- 「このテストは80%の人が合格しています」(ポジティブ)
- 「このテストは20%の人が不合格になります」(ネガティブ)
③ バンドワゴン効果
多くの人が選んでいるものを自分も選びたくなる心理です。
日常での例:「この本、学校で一番人気なんだって!」と言われると読みたくなる。
④ IKEA効果
自分が関わったものに対して、より高い価値を感じます。
日常での例:自分で作ったプレゼントは、既製品より愛着がわく。

5. 効果的な営業トークテクニック
① 4つのステップ法
- 注意を引く:相手の興味を引く話題や問いかけをする
- 自分事にする:相手にとってのメリットを伝える
- 理由や想いを語る:背景や目的を共有する
- 具体的な提案をする:明確な行動を促す
日常での例:
- 「今度、映画サークルを立ち上げようと思うんだ」
- 「君も映画好きだったよね?一緒に楽しめると思うんだ」
- 「実はこの前見た映画がすごく良くて、みんなで感想を語り合える場所があったらいいなと思ったんだ」
- 「来週の水曜日に初回のミーティングするけど、来れる?」
② 効果的な質問テクニック
- オープンクエスチョン:「どう思いますか?」「何が必要ですか?」
- クローズドクエスチョン:「これでいいですか?」「明日は都合いいですか?」
日常での例:
- オープン:「放課後何をして過ごすのが好き?」(詳しい情報を引き出せる)
- クローズド:「明日の放課後、一緒に勉強する?」(YesかNoかの答えを得る)
③ ポジション・チェンジ
自分、相手、第三者の立場を切り替えて考えることで、より良い提案ができます。
日常での例:「もし自分が相手の立場だったら、どんな提案をされると嬉しいだろう?」と考える。

6. 実践例
例1:文化祭での出し物を提案する
状況:クラスメイトに文化祭での新しい出し物を提案したい
心理テクニック応用:
- 単純接触効果・社会的証明:「他のクラスでも話題になっている企画なんだけど…」
- 少しの自己開示:「実は私、前の学校でこの企画をやって大成功だったんだ」
- フットインザドア:「まずは5分だけ企画の概要を聞いてもらえない?」
- 好意の返報性:「みんなの意見も聞かせてほしいな、より良くするために」
例2:部活動への勧誘
状況:新入生に部活動に入ってもらいたい
心理テクニック応用:
- ミラーリング:相手のペースや言葉遣いに合わせる
- 希少性:「今なら初心者向けの特別トレーニングがあるんだ」
- バンドワゴン効果:「今年は例年より多くの1年生が入部してるよ」
- IKEAエフェクト:「入ったらすぐに一緒に大会の作戦を考えてもらいたいな」

7. 心理学を活用する際の注意点
倫理的な配慮
- 相手を騙したり、嘘をついたりするためのものではない
- 相手の利益にもなるWin-Winの関係を目指す
- 強引に説得しようとするのではなく、適切な判断をサポートする
注意すべきこと
- 単なるテクニックだけでは長期的な信頼関係は築けない
- 相手の状況や感情に合わせて柔軟に対応する
- 誠実さや商品・サービスの質が最も重要

まとめ
営業心理学は単なるテクニックではなく、相手のことを理解し、より良いコミュニケーションを実現するための知識です。
これらの心理学的アプローチを日常生活の中で意識的に練習することで、営業の仕事だけでなく、学校生活や友人関係でも役立てることができます。
心理学の知識を活用する際は、相手の気持ちを尊重し、誠実さを大切にしましょう。
最終的には、信頼関係こそが最も重要な要素です。
私も知らないうちに先輩や上司に教わっていた内容も多く、調べてみたらそんな名前あったのか!
と驚きました。
営業の中では有名なテクニックなのかもしれないですね!
少しでも参考になれば幸いです♪
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